スポーツウェアの一番の利点と言えば、スポーツに特化した設計で作られているため、想定された環境で使う場合は非常に使いやすいことだろう。自転車でも、一般的には自転車専門のスポーツウェアを着用するのがベストと言われている。
そんな自転車専用ウェアも欠点はある。自転車専用ウェアは伸縮性が高い一方、プロテクション性能が低いのが殆ど。マウンテンバイクのダウンヒルレースになると、オートバイみたいなフルフェイスヘルメットやプロテクターが登場するが、一般のロードレースとかでは、そのようなプロテクションを付ける人はいない。
そんな中、ウォークライドから自転車用ウェアにもプロテクター付きアーム/レッグカバーが登場した。膝や肘の内側に衝撃吸収用のEVAフォームを一体成型しているのが特徴で、通常のサイクルウェアと合わせて使うようだ。マウンテンバイクやBMX用のプロテクションと比較するとヤワに見えるが、公道等では目立ちにくい形状となっている。シクロクロスやグラベルライド等に使うのを薦めれば売れるのではないかと思う。