舗装路だけではなく砂利道も走ることが出来るグラベルロード。従来のクロスバイクよりも太いタイヤを装着でき、ロードバイクよりも汎用性が高いため、日頃から注目していたが、遂にグラベルロードを導入することとなった。
今回導入したグラベルロードはSpecialized Diverge E5。グラベルロードというと、砂利道を走るのを売りにしたモデルが多いため、砂利道重視のブロックタイヤを装着したモデルが多いが、Diverge E5は700×30Cのスリックタイヤを装着しているので、どちらかというと舗装路をメインにしたグラベルロードに見える。しかし、700Cサイズのホイールなら42Cまでのタイヤ幅が装着でき、650Bサイズのホイールなら47Cのタイヤが装着できるとのことだ。
Diverge E5の定価は118,800円。エントリークラスのグラベルロードだが、内装ケーブルや前後12ミリスルーアクスル等を採用しており、エントリーモデルによくある安っぽさが無い。ギア比やタイヤ・チューブなど細かい部品の選択が拘っており、弄る部分が殆どないのも特徴。
Specialized Diverge E5の走りを一言で表すとタイヤが太いロードバイク。ギア比が低く、30ミリ相当の比較的細いタイヤを装着しているのを差っ引くにしても、長距離走行用のエンデュランスロードバイクに近いと思うが、Diverge E5は砂利道も走れるグラベルロード。汎用性が高いグラベルロードは、河川敷の砂利道だけでなく、林道も走ることができる。Diverge E5を購入した自転車店の人によれば「タイヤを太くすれば富士見パノラマMTBコースのCコースなら、楽しいかどうかは別として下れることができる。」と話しているので、従来のエンデュランスロードバイクにはないパフォーマンスを持っているのではないか思う。(詳細なインプレッションは後日掲載予定)