折りたたまず分解してリュックで背負うようにして持ち運べるミニベロ ムサシノジテンシャ・カワセミ

折りたたみ機構がないミニベロは、車輪は小さいが折りたたむことができないため、輪行してもあまり小さくならないモデルがほとんどだが、一部のミニベロでは、フレームのトップチューブを低くし、ハンドルステムを折りたためるようにしてコンパクトにすることができるモデルが存在する。

一例を出すとするとムサシノジテンシャのカワセミだろう。似たようなデザインの自転車と言えば、KHS P-20シリーズや、GIANT IDIOMだろう。カワセミは自転車を分解してリュックサックのように背負うことができるのを売りにしているが、既にKHS P-20が同じようにリュックサックのように背負えるのを売りにしている。

http://www.khsjapan.com/products/p-20r/

ただ、KHS P-20は20インチホイールを採用し走行性能を重視しているため車体サイズが大きい。KHS-Pシリーズで輪行する場合、前輪、シートポスト、ハンドルステムを外した状態で横1210×高さ610×奥行き240mm。カワセミは16インチで前輪、後輪、シートポスト、ハンドルステムを外した状態で横900×高さ450×奥行き200mmとなっている。また、カワセミは縦置きで自立できるようになっている。車体重量も8.7kgと軽量だ。

カワセミのライバルはBikefriday Pakit

カワセミのライバルはBikefriday Pakitだろう。Bikefriday Pakitは16インチの折りたたみ自転車で、横幅960×高さ610×奥行き250mmとカワセミよりも大きいが、フレームサイズが3種類あり幅広い身長に対応している。また、車輪を外さない状態で折りたたみ可能で、重量は外装8段変速仕様で9.38kgとなっている。

http://www.bikefriday.tokyo/products/entry/city-commuting/

カワセミの適応身長は不明だが、折りたたみ機構がないフレームでPackit以上にコンパクトに袋に入れているようなので、ハンドルとサドル間の長さは短いと思われ、身長が高い人が乗るにはキツそうに見える。

カワセミは今のところ試作車だけで詳しいスペックは書いていないため、どんな自転車になるのか気になる人は公式Webサイトをチェックしたほうがいいだろう。

http://musashino.bike/

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