10万円台で選ぶ通勤用ロードバイク/グラベルロードをシクロライダー流に解説

『ロードバイク購入計画個人的メモ投稿』 ジテツウ用自転車を考える😌 予算はペダルやなにやらこみこみでなので、本体は~130000円ぐらい💦 エントリークラスしか買えないけど、せめてSORAぐらいは付いていて欲しいし… 雨でもよく効くディスクブレーキが良さそうな気もするし… オススメあったら教えてほしいです🙇 現時点での候補 左上段 fuji feather cx+ 105000円 街乗りシクロってかんじ、フジってデザインとかカッコイイ! パンクしそうに無いところがイイ 左中段 centurion クロスファイア2000 120000円 ドイツメーカーらしく質実剛健でイイバイクだと思う 最初に乗ったクロスバイクがセンチュリオンだったから、悪いイメージ無い 左下段 MERIDA Scultura disc 200 119000円 さすが世界2位のメリダ コスパ最高! 右上段 GT GRADE ALLOY TIAGRA 128,000円 前から気になってるメーカー フレームの衝撃吸収力に定評があるみたい 右中段 giant DEFY2 125000円 コスパ最高!さすがgiantは間違い無さそう 右下段 ラレー CRN 129600円 クロモリフレームスマートで格好いい! アクセサリー類やペダルも買わないといけないから、できるだけお安く抑えたいな~ 悩んでる今が一番楽しいとき😁😁😁 #悩んでる今が一番楽しい #ジテツウ #自転車 #ロードバイク #サイクリング #サイクリスト #ポタリング #cyclist #bicycle #夜中にこっそり

ちんくいさん(@chinkui)が投稿した写真 –

instagramでロードバイク選びについて書いてある投稿を見つけた。12万円クラスのロードバイク6台を選んでいる内容だ。そこで今回は6台のロードバイクの特徴を紹介し、通勤で使うにはどのロードバイクがいいのか考えてみた

FUJI Feather CX+

クロモリフレームのグラベルロードのFeather CX+。ブレーキはTEKTRO製でタイヤはKENDA製セミブロックタイヤ(700×35C)

この6台の中では一番非競技用の自転車。競技用自転車のようにスピードを出して走る事よりも、頑丈さを活かして泥除けや荷台を装着して日常的に使うのがベストだと思う。因みにFUJIのWebサイトではカスタマイズされたFeather CX+を見ることができるが前後荷台を装着している。

GT GRADE ALLOY TIAGRA

GTのグラベルロード「GRADE」シリーズは、スポーティなスタイリングを採用していながら、23Cのレースタイヤから35Cブロックタイヤまで対応するフレームを売りにしている。ブレーキは実績があるTRP Spyre 機械式ディスクロードブレーキ。タイヤはSchwalbe Road Cruiser K-Guard (700×32C)

Feather CX+よりも軽量でスポーティながら35ミリ幅相当にタイヤを装着できる。Feather CX+よりもスポーティなモデルが欲しい人向けか

CENTURION CROSSFIRE 2000

シクロクロスモデル「CROSSFIRE」シリーズで一番安いモデル。ブレーキは実績があるTRP SPYRE MD-C605C。タイヤはKENDA ハッピー ミディアム(700×32C)とシクロクロス用セミブロックタイヤを採用。

シクロクロスレース用のコンセプトのためか、標準装備の32ミリ幅のタイヤ装着でフレームとのクリアランスが少なくタイヤを太くするのは無理で、泥除けを装着するにはタイヤを細くしないといけない。泥除けや荷台を装着できるダボ穴はあるようだ。

CENTURION CROSSFIRE 2000 が入荷!

GIANT DEFY2(CONTEND1)

通常の競技用ロードバイクよりも前傾姿勢を少し緩くしたエンデュランスロード。ブレーキはTEKTRO製キャリパーブレーキ。タイヤはGIANT S-R4(700×25C)

舗装路を高速で走るのを重視していたロードバイクのため、太いタイヤを装着するのは想定されていない。前傾姿勢は競技用モデルよりはやや緩いため、個人的には公道を走るのなら競技用モデルよりは比較的安全だと思う。因みにDEFYの低価格帯は2017年からはCONTENDというモデルになったがDEFY系統に近いモデルのためCONTEND独自の解説は書かない。

ブレーキは従来型のキャリパーブレーキ。一般的には高性能と言われているが低価格帯ではメンテナンス等の情報があまり多くないディスクブレーキと、実績と情報が多くあるキャリパーブレーキは両方とも利点と欠点がある。

RALEIGH CRN

DEFYよりも前傾姿勢で舗装路を高速で走る古典的なロードバイク。ブレーキはシマノTIAGRAキャリパーブレーキ。タイヤはパナレーサークローザー700×25C。

タイヤは25C(25ミリ相当)と細くこれ以上太くするのは難しいと思われる。泥除けは専用品のオプションで存在していて汎用品は装着不可。荷台は後ろ用のリアバッグサポーターが存在するが荷台の小ささからみて大型サドルバッグしか対応していない。

http://sassa-bike.blog.so-net.ne.jp/2014-10-18

MERIDA Scultura Disc 200

メリダの競技用ロードバイクSCULTURAシリーズでエントリーモデル。現代の流行を取り入れたロードレーサーで、この6台の中で唯一泥除けや荷台の装着が想定されていない。流行のフラットマウントのディスクブレーキを装備し、将来の油圧ブレーキへのアップグレードにも対応しているのを売りにしている。ブレーキはPROMAX製ディスクブレーキ。タイヤはマキシス・デトネイター(700×25C)

前傾姿勢になる乗車姿勢に、泥除けや荷台の装着は想定していなくレーサーレプリカと言えるロードバイク。油圧ディスクブレーキ対応のフレームのため、後々のチューンアップにも対応しているが、標準装備されているPROMAX製ディスクブレーキの性能が未知数。

選ぶのならコンポのグレードよりも車体コンセプトを重視するべき

現代のロードバイクはグラベルロードの登場により多種多様なモデルが登場している。そのため同価格帯のロードバイクを買う場合、部品のグレードよりも車体コンセプトを重視した方がいい。部品のグレードは簡単に変更できるが車体コンセプトの変更は自転車を買い換えないといけないからだ。

何を求めるか。段差の通過や疲れた時でも比較的楽に走りたい、汎用性を求めたいのならDEFY、CRN、Sculturaといったロードバイクよりもグラベルロードを選んだほうが良いだろう。

逆に安楽さを削ってでもスピードを求めたいのならFeather CX+やGRADE、CROSSFIREのようなグラベルロード・シクロクロスタイプよりもロードバイクを選んだほうが良いだろう。GT GRADEのユーザーインプレッションでは加速はロードバイクよりもモッサリしていると書いてある。

2015 GT GRADE ALLOY TIAGRA インプレ(1)~走行感編

個人的に通勤などの日常的な利用でロードバイクを選ぶのなら、タイヤが太く挙動が穏やかなグラベルロードやシクロクロスモデルを選ぶ。レーシングモデルの尖った挙動は疲れている時に不快になる時があり、疲れている日や楽に乗りたい時にはこの尖った挙動が嫌になる時がある。自分は現在、買い物用自転車にアルミフレームの小径車に乗っているが、小径車特有の硬い乗り心地が不愉快になる時があり、今は買い物以外ではアルミフレームの小径車には乗っていない。自分なら、ここ一番の時に乗るのならレーシングロードバイクを選び、どんな日でも乗らないといけないのならグラベルロード系統の自転車に乗るだろう。

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