クロスバイクのフラットハンドルは長距離走行をするのには不向きだ。そのため、多くのクロスバイクのユーザーはハンドルを交換するのが一般的となっている。
GIANT Escape RX4は、GIZAプロムナードハンドルローライズにTOGSを装着し、日本流トレッキングバイクをイメージした。新たなメインサブマシンのEscape RX3は、同じようなハンドルを装着して同じコンセプトで作るのもどうかと思ったので、従来型の自転車の考えで作ってみることにした。
購入したハンドルは日東B261AA
今回購入したハンドルは日東B261AA。ハンドル幅は480ミリと、ロードバイク用のハンドルと比べると広い。通常はフラット部分にブレーキレバーを装着するのが一般的な使い方のハンドルだ。
一般的な使い方でも、フラット部は少し手前にベントしていて、バーエンドバーの装着部分になる部分も一体で握りやすい。世界1週した自転車にも装着している事例もあるようだ。
参考:http://someyoung.web.fc2.com/equipments/text_equipments_bicycle_handle.html
GIANT Escape RX3では、バーエンド先端部分に装着しエビホーン化を行った。シフトレバーに関しては前はシマノ・A050、後ろはEF51のシフトレバー一体型を採用している。
B261AAにドロップハンドル用シフトレバーのA050を装着するのは、A050の装着径がハンドルの径よりも大きいため、ハンドルの径の関係で通常では装着はできないため注意が必要。
参考:http://chartreuse.at.webry.info/200810/article_14.html
KHS F-20TにB261AAを装着した写真。グリップシフトはハンドル中心近くに装着することはできなかったと書いてある。
装着した感想は良評価。エビホーン化を行うことで、常時バーエンドバーを握って走行することができるので手首はつかれない。また、エビホーン化が飽きた場合はフラット部分にブレーキレバーを装着して通常の使用方法にすることもでき、つぶしが効くハンドルとなっている。
欠点はハンドル幅が広いということ。ハンドル幅が480ミリある。通常の人ならやや広めのハンドル幅の広さで、オンロードとオフロードの中間のハンドルだろう。ただ、エビホーン化を行う場合は広すぎて気になる人もいると思う。そのような人は別のハンドルを選択すれば良いだろう。