RITEWAYのSONOMAシリーズは、安価ながら旅をするためのツーリング用自転車としてのコンセプトを変えずに販売している。2017年のSONOMA Dは、ディスクブレーキを搭載したツーリング用自転車となった。
出典:SONOMA D | ライトウェイバイクブランドサイト
フレーム・フロントフォークは軽量スチールと書いてある。泥除けや荷台を装着するためのダボ穴は多くあり、フレームにはWレバーを装着するための台座も装備されている。タイヤ幅が約40ミリと太いが、泥除けを装着できる空間は十分にあり、タイヤももっと太く出来そうな気がするほどだ。安定性を重視しているためか、リアチェーンステイを470ミリと通常のクロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクよりも長くしている。リアチェーンステイを長くして直進安定性を高くする、リアサイドバッグとかかとが当たらないようにするようにしていると考えられる。このような車体設計はSURLYの長距離ツーリング用自転車「Long Haul Tracker」でも採用されている。車体重量13.7kgはこのような自転車としては重い。
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ブレーキはTEKTRO Mira機械式ディスクブレーキ。ギアは前はSHIMANO FC-A073 (50x39x30T)。後ろはSHIMANO CS-HG20(12-28T) 7速のカセットスプロケットタイプとなっている。前ギアがロードバイク用のため重めだが前ギアが3枚あるトリプルクランクのため、きつい峠でもなんとか走れるだろう。後ろギア(スプロケット)は標準装備の28Tよりも軽い32Tが存在する。
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タイヤはKENDA 700×40C。タイヤパターンは多少の砂利道でもグリップしそうな雰囲気を持っている。リムはALEX・Z1000というシングルウォールリム。多くの有名ブランドのスポーツ自転車はダブルウォールリムという2重構造タイプを採用しているのが一般的で、構造的に強度が低いシングルウォールリムはマイナスポイントだ。
ライトウェイ・ソノマDが合っている人・合っていない人
ライトウェイ・ソノマDが合っている人はスピードを出すよりも、荷物を積んで走ったり砂利道走行や、通勤通学などの段差やパンクに強いスポーツ自転車が欲しい人向け。ライトウェイプロダクツジャパンはRITEWAYだけでなく、GTを取り扱っていて、その中にはグラベルロードのGRADEシリーズもある。GRADEシリーズはSONOMA Dよりもタイヤが細く車体重量も軽いため、走り重視ならGRADEシリーズだろう。
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