安価なスポーツ自転車風街乗りクロスバイクで一番お買い得なのは、恐らくサイクルベースあさひのウィークエンドバイクスだろう。そんなウィークエンドバイクスのライバルの1つにサカモトテクノのオールストリートがある。価格は3万円ぐらいで買えるモデルで、ベアリング部分や車輪は長距離走行を継続的に行える本格的エントリースポーツの耐久性は期待しないほうが良いとおもう。ウィークエンドバイクスのように街乗りの安価なモデルと考えるのが普通だ。
フレームやフロントフォークはスチール。ウィークエンドバイクスとは違い、フレームサイズは一種類しかないないので、幅広い身長には対応していない。
ギアは、前シングルで後ろ7段変速。長距離走行は想定していない街乗り用ギア比となっている。
ブレーキはロードバイク用のデュアルピボットキャリパーブレーキ。多くのモデルに採用されているVブレーキよりも、制動力は落ちるが、ドロップハンドル用ブレーキレバーの装着は容易。安価なモデルのため、ブレーキが効きにくい場合がある。気になったらブレーキシューの交換を想定したほうがいいだろう。
車輪径は700Cで、タイヤ幅は28ミリ。多く出回っているサイズとなっている。ブレーキとタイヤの隙間が少ないため、シティサイクルのような、少し太めのタイヤは装着できず、ロードバイクのような、舗装路での高速走行を重視したタイヤしか装着できない。
サイクルベースあさひと一部のホームセンター(ヤサカ)でしか買えないウィークエンドバイクスとは違い、オールストリートは何処でも購入できるのが利点だが、サイクルベースあさひのウィークエンドバイクスと比べると、ウィークエンドバイクスのほうがフレームサイズが豊富で少し軽いため、オールストリートのお買い得度は落ちる。個人的にはウィークエンドバイクスを買うだろう。