あまり注目されない部品の1つにゴム付きペダルがある。これは通常のペダルに滑り止めとしてゴムが付いたペダルで、コンフォート志向の部品のためか装着したレビューは無い。
個人的には少し注目していた部品で、ファットバイクイベントで乗った自転車にゴム付きペダルが装着されていたので感想を書いてみた。
靴を選ばないという利点がある
今回のファットバイクには標準装備されていないゴム付きペダルが装着されていたが、これは恐らくどんな靴でも乗れるようにしたのだと思う。Cycle web ペダル選びについてでは、革靴に合ったペダルはゴム付きペダルで、プラスチック製のペダルはすべりやすく、強くこぐ時に力が入りにくい、金属製ペダルは靴底をダメにしやすいためゴム付きペダルが合っているとのことだ。
面接触で滑りにくい
個人的に良いと思ったのが靴とペダルの接触が面で接触されていて滑りにくいこと。多くの金属製・プラスチック製フラットペダルは、突起が出ていて突起が滑り防止になっているため、靴とペダルの接触が点で接触されているが、ゴム付きペダルだとほぼ面接触となっている。個人的には面接触のほうがペダルの踏み心地は良いと思った。
泥などの条件の道では使えなさそう
オフロード走行などの泥などの悪条件では、突起が滑り防止になっている通常のフラットペダルのほうが強いだろう。ゴム付きペダルはあくまでも舗装路用だと思う。
ゴムの耐久性はどのくらいあるか?
ゴム付きペダルのゴムはどのくらい耐久性があるのかが気になる。万が一ゴムが取れたらどうすればいいのかはわからない。
ゴム付きペダルは靴を大事にしたいユーザーに合っているペダルだろう。個人的に普通の街乗りやツーリングならゴム付きペダルでも不満は無いと思う。今回の試乗でゴム付きペダルに興味を持ったが、すでにペダルのストックはあるのでペダルが壊れたらゴム付きペダルを試しに購入しようと思っている。