通常のスポーツ自転車には車輪を簡単に着脱できるクイックリリース機構が採用されているが、ルック車やピスト・Surly 1×1等のシングルスピードMTBなどギアが1枚しか無いシングルスピード車は、車輪の着脱はナット式が殆どとなっている。そんな場合はナットを外すための工具が必要だが、普通の工具を持ち運ぶとなるとサイズが大きくて面倒だ。今回はナット式車輪を着脱をするためのコンパクトな工具を探してみた。
SURLY JETHRO TULE
15mmボックスレンチと缶切りがある工具。Surly・1×1などのフレームエンドなど内側へ奥まったタイプにも使えるようになっているとのこと。
参考:SURLY JETHRO TULE モトクロスインターナショナル
Park Tool SS-15C
15mmスパナ・15mmボックスレンチ・タイヤレバー・ボトルオープナーを装備した携帯工具。
Leatherman Mako Ti
1/4インチ HEXビットドライバー、8mm・3.9mm・10mm・15mm・16mm ボックスレンチ、14g・15gスポークレンチ、栓抜きが装備されている携帯工具。付属ビットは、トルクス#25、プラスドライバー#1、六角レンチ#5mm・#6mm。Amazonのレビューによるとビットは汎用的なサイズのため他のビットに変えることができるようだ。チタン製のためか42gと軽い。
SUN UP ショートコンビレンチ ミラー仕上げ 15mm
汎用工具でも携帯工具に使えそうなボックスレンチは売られている。価格も安い。
自転車の車輪を装着しているナットサイズは一般的には15mmとのことだが、物によっては違う可能性はあるため、事前に確認はしたほうがいいだろう。