スポーツ自転車の世界では、ハンドルやブレーキ等の部品を集めて、自転車を組み立てる事ができる。そのため、一部の自転車ブランドではフレームだけを売る「フレーム売り」を行っている所もある。
一般的にフレーム売りは高価な場合が多い、しかし一部の会社では低価格でフレーム売りを行っている所もある。2019年現在、低価格で購入できるフレームはロードバイクのみ。これは、レースやスポーツ走行を行う人のためのセカンドバイク用に向けたのもある。ここでは、5万円以下で購入できるロードバイクフレームを紹介しよう。
TNI 7005MKⅡ/3万8000円
低価格のロードバイクフレームとして有名なのがTNI 7005MKⅡ。トラッドなアルミフレームにカーボンフォークを採用し、黒、白、赤、黄、青、ビアンキ、 ピンクと幅広いカラーリングをラインナップしている。乗り心地の意見は硬めという意見が多いようだ。
- フレーム:7005アルミフレーム
- フォーク:カーボンフォークアルミコラム
- 付属品:ヘッドパーツ、シートクランプ
- フレーム1520g(460サイズ)) / フォーク530g
NESTO ALTERNA FRAMESET/3万9900円
激安ロードバイクフレーム=TNIという時代が多い中で登場したのがNESTO。コストパフォーマンスが高いロードバイク「ALTERNA」のフレームセットが登場した。トラッドなTNIとは違い、立体的なデザインのパイプや、溶接をなめらかにするスムーズウェルディング、上下異径ヘッドパーツと、現代のロードバイクの規格を採用している。レーシングとコンフォートの中間の設計で乗り心地に関してはアルミフレームとしては柔らかめ。カラーリングはブラックのみ。NESTOのロゴはクローム仕様となっている。
- フレーム:6061アルミニウム スムースウェルディング
- フォーク:カーボンフォーク 1-1/8~1-1/2 アルミテーパーコラム
- 付属品:ヘッドパーツ、RDハンガー、シートクランプ
- フレーム1,540g(RDハンガー込) / フォーク675g