Escape Airのフレームよりも軽い、GIANT ESCAPE R3のフレーム重量

GIANTのクロスバイク「Escape R」は、既に主力車種を「Escape RX」シリーズに変え、Escape R3のみの1グレードとなっている。2016年モデルは、2015年モデルのカラーチェンジで値上がりしているがお買い得なクロスバイクとして君臨している。

現行モデルのEscape R3の特徴は、旧型のEscape Rよりも軽量なことを売りにしている。従来型のEscape R3よりも1.2キロ軽量な現行モデルのEscape R3だが、凄いのはフレーム重量で、旧型のフレーム重量が1520gだったのが、現行型では1260gと超軽量となっている。

参考:2015 Giant Bicycle [ ESCAPE Concept ]

参考として、Escape Airのフレーム重量が1380gCannondale CAAD9のフレーム重量が1250gなのを考えると、いかにEscape R3のフレームが軽量なのかがわかると思う。ここまで軽いと、Escape Airの立場が無いほどで、もしかしたらEscape Airは消えるか、Escape R3の超軽量部品装着仕様になるのでは?と思うほどだ。

フレーム等、あらゆる部品が軽量なEscape R3だが、ここまで軽量だと普段使いに使用するのは少しためらう。基本的に軽量な物は外からの衝撃に弱いリスクが必ず付きまとうからだ。Escape R3は日常的な利用よりも、趣味重視の使い方のほうが良いだろう。日常利用で乗るのなら、もう少し重くても頑丈な車種にするか、軽量な物に対するリスクを承知して乗ったほうが良いだろう。

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